五十肩について
五十肩・・・四十肩・・・
皆さまこれの本当の名前を知っていますか??
本当の正体は!?「肩関節周囲炎」と言います!!
肩関節周囲炎と言われても「ピン!」とは来ないと思いますが、実は五十肩も四十肩も特定のケガで症状が出ているのではなく、肩関節を取り巻く組織の炎症であり、その炎症が複数なのか?特定できない、分からない、などの場合に言われるものです。
なので、症状はとても様々です。
①肩が上がらない
②夜中にズキズキ痛む
⓷動いていないのにズキズキ痛む
④毎日痛む場所が変わる
⑤肩だけなく、腕の方まで痛むときがある
などなど、この症状を上げるとキリがないくらいです。そして、この症状は、共通の痛み方はないので、患者様それぞれで症状が違います。
肩関節周囲炎には、2つの段階があります。
1つは目、炎症期 2つ目は、拘縮期です。
炎症期は、その名の通り患部が炎症している状態です。なのでこの時期はとてもズキズキと痛みが強い時期になります。
拘縮期は、炎症期が終わり関節を取り巻く軟部組織や筋肉と言った炎症していた部分が固まってくる時期になります。この時期に入るまでに治療をしていないと、痛みが取れてから関節の可動制限が出てしまいます。
肩関節周囲炎は、患者様により様々な治癒の経過をたどります。
2~3日で良くなった人、1~3ヶ月かかった人、1年以上かかった人がおります。
しかし、治療をしないで良くなった方は少なからず、再発をする方が7割を占めます。しっかり治療をして治癒させると再発することはほとんどありません。
しっかり治して、健康で健やかに毎日を過ごしましょう!!