日々の健康維持や血行改善には、関節や筋肉の柔軟性がとても大切ですが、足首の柔軟性となると意識している方は少ないように思われます。足首が硬いと、足先の可動域が狭まるため些細な段差につまずくなど怪我をしやすく、足全体の柔軟性が落ちるため運動機能も悪くなり、足の血流が悪化するため足が疲れやすくなります。更にむくみが取れにくくなり、美脚からも遠ざかるなど、数多くのデメリットがあるんですね。
そこで、まずご自分の足首が硬いかどうかチェックしましょう。
まっすぐ立って足は肩幅くらいに開き、両手は体の後ろか胸の前で組んでおきます(前には伸ばさない)。そのまま踵を床につけたまま腰を落としてしゃがんでください。この時、下までしゃがめず途中で止まったり踵が浮いたり、後ろにひっくり返る人は足首が硬い人。
足首を伸ばすストレッチで改善させましょう。
まず椅子に座り、片足の足首をもう片方の足の太ももに乗せ、乗せた方の足先を手で持って足首を回しましょう。右回し、左回しそれぞれ10回ずつ、足を替えて両足首行います。次は立って足を前後に大きく開きます。両足の踵を床につけたまま上体を前に倒し前足に体重を乗せます。後ろ足のふくらはぎとアキレス腱が伸びているのを感じてください。その体勢のまま20秒キープして、左右2回ずつ行います。ストレッチポールや電話帳など5〜10センチくらいの高さのものを床に置き、片足のつま先だけ段差に乗せ(※踵は床)、そのまま前屈するのもオススメです。
足首が柔らかくなるとふくらはぎの動きもスムーズになり、全身の血行が改善され代謝も上がります。怪我予防、運動機能の向上などの効果も期待できるので、是非やってみてください。